「お茶の子さいさい」は御存知のとおり、

「物事がたやすく出来ること」、「朝飯まえ」などの意味ですね。そもそも「お茶の子」は禅宗の用語の点心から発した言葉で、1日の食事が2回だったころの規定の食事以外の間食のことを言いました。今日では「茶漬け」とともに簡単な食事のことを言います。 広島県の法事は「茶の子」と言い忌明けの法事は 「茶の子」 「満中陰志」 と表書きした引出物を用意します。 また、大分県では忌明けの法要を七七日に行いますが、親族や知人・隣人を招いて会食し、「茶の子」と表書きした品を引出物にします。関東地方では一般的に「志」の表書きとなります。